1986-04-15 第104回国会 参議院 建設委員会 第8号
下水道当局の決意というか、そのこととはまた違った裏腹の関係で財政当局の足かせがある。私は後で大蔵省に聞きたいと思っておりますが、その点について、事業団は財投資金を活用して下水の汚泥処理をみずからの事業として行うこととなっているのでありますが、これは、事業団が今まで自治体の委託を受けて自治体の下水道施設を建設したことと全く性格を異にすると思うのであります。
下水道当局の決意というか、そのこととはまた違った裏腹の関係で財政当局の足かせがある。私は後で大蔵省に聞きたいと思っておりますが、その点について、事業団は財投資金を活用して下水の汚泥処理をみずからの事業として行うこととなっているのでありますが、これは、事業団が今まで自治体の委託を受けて自治体の下水道施設を建設したことと全く性格を異にすると思うのであります。
下水道当局としても、やはり管渠が詰まるというような非常に好ましくない点、それから、当然のことながら汚濁負荷が大きくなるというようなことで好ましくない、こういうような認識を持っているようでございますが、ただ、現在これを法律で規制するかどうかということについては、率直に申し上げまして、まだ行政のレベルで具体的な課題とはなっていないわけでございます。
○政府委員(小野重和君) 特に私が長官の補足をする事柄は余りないのでございますけれども、事業実施段階の問題でございますので、これは下水道当局がそれぞれの地域の実情に即した計画を立てられて事業を進められるということを私どもは期待しているわけでございます。私どもとしては全体の計画について協議を受けることになっておりますので、そういう全体の流総計画が円滑に進みますように期待しているところでございます。
○浦井委員 大臣、いま都市局長は、内示のその項目は削除したのだということなんですが、ある複数以上の指定都市の下水道当局者から、こういうふうに来ているので、これはもう委託せざるを得ないのだ、別に委託をしなくても私のところではやれるのだ、しかし、事業量をふやすためにはやはり言われたとおりにしておかぬとぐあいが悪いというようなことを、正式な文書で私見たケースもあるし、その当局者から聞いたこともあるんです。
これらの実態につきましてはすでに、昭和三十七年でございましたか、科学技術庁のほうからも特に汚水が終末処理場に及ぼす影響という点の調査を、幾つかの市の下水道当局とも連絡をとりまして実施しているところでございます。